「複利」による効果とは?リスクに負けない投資は先乗り投資法
投資を行っていく上で重要視したい「複利」は、アインシュタインが
「複利は人類による最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う」
という言葉を残したほど、大きな効果があることで知られています。
しかし、投資を始めたばかりであれば、詳しい意味が分からないという方もいるはずです。この言葉の意味を知っていると知らないでは結果も大きく変わってくるでしょう。
今回の記事では、複利について詳しくご紹介していきます。投資を成功させるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
先乗り投資法公式HP複利とは?
複利とは、投資などを行って得た収益を最初の元本に足し、さらに運用して得られる利益です。元本についた利息にプラスして利息が付くと考えると分かりやすいかもしれません。
利益から利益が生まれ、利息が増えていくという仕組みです。そのため、長い期間の運用であるほど収益が大きくなります。
金利には複利と単利がある
金利には単利と複利があります。似たような言葉ではありますが、それぞれの言葉の意味について頭に入れておいた方が良いでしょう。
単利とは、運用を行って得た収益を元本には足さず、そのままの金額で運用を行う方法です。長い期間同じ利率で運用を行っていくのであれば、複利の方が収益も大きくなります。単利の金融商品として知られているのは、個人向けの国債などです。
複利の効果
元本100万円のお金を利回り3%で運用を行った場合、複利と単利でどれくらい差が出るのか説明していきます。単利の場合、元本100万円につく利息は1年後で3万円です。
次の年も100万円なので、利息は3万円ずつ大きくなっていきます。この利息は金利が変わらなければ3万円から変わることはありません。
一方の複利の場合はどうなるかというと、1年後につく利息は単利の場合と同じく3万円です。
しかし、次の年は元本である100万円と利息でついた3万円が再び投資されるので、103万円が元本になります。単利の場合、元本が2倍の金額になるのは20年後になりますが、複利の場合は15年後に達成します。
これが複利と単利の違いです。
投資する期間が長くなれば長くなるほど、複利による効果を得られます。
72の法則とは
複利効果が分かる「72の法則」についてご紹介していきましょう。
72の法則とは、複利を運用した場合「資産が何年後に倍になるのか」が分かる計算方法です。
計算方法は「72÷(金利)=資産が何年後に倍になるのか(年)」です。
例えば、金利が3%の場合「72÷3(金利)=24年」です。
このことから、24年後には資産が2倍に増えることが分かります。
72の法則を使えば、簡単に資産が2倍になる期間を求められます。
メリット・デメリット
複利効果を得るには、収益がプラスになる運用である必要があります。複利のメリットは「単利に比べて資産が増えやすい」、「運用する期間が長ければ長いほど良い」、「初めての人でもできる」という点です。
複利は得た収益を元本に含めて運用していくので、単利よりも効率が良いです。複利効果を大きくするには、長い期間運用するようにしましょう。運用する期間を長く設定できるのであれば、初めての方でも手軽に始められる点も良いところです。
一方、複利のデメリットは「運用しても効果を感じられるのはプラスの時のみ」、「資金は運用期間中使用できない」という点です。複利で資産が大きくなるのは、プラスの運用ができていることが前提です。そのため、元本保証がついていない金融商品は必ず資産がプラスになる訳ではありません。
お金が増えるからといって資金がない状態で安易に始めてしまうと、逆に損をしてしまう可能性もあります。つまり、運用が上手くいけば資産を増やせますが、運用が失敗となれば損をするということです。
元本と収益は運用をしている最中は使えないので、複利による効果を得たい時は資金に余裕を持って行うようにしましょう。良いところだけではなく、損失が出た時のリスクも考えて運用をしてください。
リスクに負けない投資を!おすすめは「先乗り投資法」
いくら複利効果を得たいと思っても、運用が上手くいかなければ損失が出てしまいます。これから株式投資を始めるという方は、大岩川源太さんが考案した「先乗り投資法」を身につけると良いでしょう。
先乗り投資法とは、機関投資家や大口投資家よりも先回りして銘柄を仕込む投資方法です。株式投資では、資金量が増えれば利益も増えると大岩川源太さんはおっしゃっています。大量の資金を用意しなければ株式投資では儲けられないと考えている方も多いかもしれません。
しかし、先乗り投資法を身につけ、複利効果を得ることができれば大きな収益を得ることが可能です。
「源太流先乗り投資法」では、投資と複利効果についても詳しくご紹介しています。
複利の効果を得たい方や運用を失敗させたくないという方は、ぜひ先乗り投資法をチェックしてみてください。